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2016.7備讃・名古屋旅行 その9 ~東名ハイウェイバスに乗る~

朝4時半に頭痛で目が覚める。嘔吐もした。昨年9月の鹿児島が頭をよぎった。
この日は午後のバスに乗るまで再度名古屋港水族館に行くつもりでいましたが、もちろんパスしてチェックアウトの期限ギリギリの11時までベッドで体を休める。調べたらミッドランドスクエアのの展望台が11時から入れる(ちょっと遅いよなぁ)ようなのでそこを見てからバスに乗ればいい。

10時半にチェックアウトし、名鉄&近鉄百貨店の地下食品街で昼食用お弁当の品定めをしてからミッドランドスクエアへ。頭痛と吐き気は治まったものの、状態は明らかによくない。前日と同様体に突き刺さるような暑さだった。

名古屋の街を見下ろす。そういえば大学時代は4年連続名古屋に行って4年連続「ムーンライトながら」に乗ったなぁ。
「ムーンライトながら」が373系で定期運行だった時代の話です。

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南側からは新幹線・在来線・近鉄・名鉄・あおなみ線を見ることができ、意外と楽しめました。

近鉄百貨店内でお寿司を買い、新幹線口のJRハイウェイバスのりばへ。名古屋の大きなバスターミナルは名鉄バスセンターもありますが、こちらを利用するのはこれが初めてです。

少しでも水族館を見たいという理由で、当初は名古屋駅13時半発の「新東名ライナー16号」に乗る予定でいました。
しかしそれをパスしたことでそれだと時間が余ることから1本前の「新東名ライナー14号」に空きがないか高速バスネットで調べたところ、なんとプレミアムシートが1席空きが。新東名ライナー14号は早割を買っていたので約3500円。それに対しこちらは通常運賃+プレミアムシート追加料金もあって両者の価格差は2500円。ちょっと考えました。しかし体調面を考えるとこっちのほうが負担は少ないはず、ということで新東名ライナー14号のプレミアムシートに変更。よく考えたら昨年までバンバングリーン車に乗っていたわけで、2500円にどうこう言っている今の自分の心の余裕のなさが悲しい(´・ω・`)

発車10分前に東京駅行き「新東名ライナー14号」が入線。車両は堂々のエアロキングです。

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鉄道もバスも飛行機も最近は平屋(シングルデッカー)構造のもの全盛ですが、ダブルデッカーはやっぱり格好いいです。エアロキングも新幹線のMaxも飛行機のエアバスA380も機能性云々より「夢」だと私は思うのです。N700系やB777は技術的に素晴らしいのは認めます。ただ、どこかあっさりしすぎていてダブルデッカーが放つ迫力だとかそういったものがこれらにあるかというと、それは疑問符をつけざるを得ません。もちろんコストや機能性は無視できない項目であることは承知していますが。

乗車時の検札は乗車票のQRコードをスキャンし、乗務員の端末にその情報が送信されるシステムでした。
今回の場合当日朝に急遽変更したので当然紙に印刷しておらずスマホの画面を提示したわけですが、なぜかリーダーが読み取れず最終的に乗務員氏が直接端末に入力してました^^;もちろんスマホでも問題ありませんが、紙のほうが確実なのでなるべくなら事前に印刷していくことをお勧めします。

発車準備に手間取り定刻より5分遅れで名古屋駅を発車。東名ハイウェイバス乗車も今回の調査項目の一つです。
新東名経由の直行便なので名古屋駅を出ると東京の霞ヶ関まで客扱いはありません。

プレミアムシートの座席はこちら。

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プレミアムシートは1階部分に進行方向左側に1席、右側2席の合計3席。さらに前方にはプレミアムシート専用の荷物置き場もあります。
注目の座席ですが、一世代前の国際線ビジネスクラスに近いです。
さすがにフルフラットにはならないもののそれに近いくらいリクライニングはできますし、何より横幅が広い!シートピッチも十分すぎますし、付帯設備としてプライベートカーテン、コンセント、Wi-Fi、ハンガー、おしぼり、ミネラルウォーター1本つきです。あえて注文をつけるならテーブルが小さいことですが、元々車内で食事など大きなテーブルを必要とする場面が想定されてないわけでそこは仕方ないでしょう。この車両は夜行便の「ドリームなごや」がメインで車両の有効活用という側面から「新東名スーパーライナー」で使っていると思われますが、これは夜行便より昼行便で乗るほうが正解かもしれません。この設備で「寝る」だけでは正直もったいないです。
その一方で矛盾するかもしれませんが、シートがあまりに大きすぎて標準体型以下の人だとかえって落ち着かない可能性もあるような気がしました。身長186cmの自分でちょうどよかったので、標準体型の人の場合今回の自分のように余程疲れているときでもなければ普通席でもいいんじゃないかという印象を持ったのもまた事実です。

名古屋高速~伊勢湾岸道と進み新東名高速道路へ。
サービスとして置かれていたミネラルウォーターを飲みながら昼食。正直この旅で一番ゆっくりできた時でした。
プレミアムシートですが、前輪のタイヤカウルの真後ろにあるのでタイヤからの走行音が気になる人は気になるかもしれません。
しかし昼行はほんと楽です。夜行だとどうしても「寝なければならない」になりますから。

遠州森町PAで1回目の休憩。ここで名古屋では撮れなったバス全体の写真を撮影。
近くから見ると通常のスーパーハイデッカー車より迫力があります。
ここではトイレを済ませ、自販機で飲み物を買ってバスに戻る。

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その後も新東名をひたすら東へ。建設が最近で舗装がしっかりしているせいか変な揺れはないような印象を受けます。
エアロキングの1階席ですが、座席に座ったときの視点は普通自動車よりちょっとだけ高いくらいといったところでしょうか。
景色も楽しみたいなら2階席だったり、スーパーハイデッカー車のほうがいいかもしれません。

2回目の休憩は足柄SA。運転士さんに聞くと10分くらい遅れている模様。
ここで10分の遅れということは、東京駅到着は20分遅れの18時頃と予想。
案の定、渋滞に巻き込まれました。

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▲足柄SAにて

霞ヶ関で数名下車し、終点の東京駅日本橋口には予想通り約20分遅れの18時に到着。
5時間半の乗車でしたが、精神的にも体力的にも全く疲れは感じませんでした。
実はプレミアムシートの変更してから体調がある程度回復したため散財かと思われたものの、結果的に正解でした。
東名ハイウェイバス自体も本数が多い上に予約時期によっては3000円台で乗れますし、いろんな制約がある「ぷらっとこだま」を下手に使うくらいだったらこちらを一考するのもありかもしれません。

次に乗るオリオンバスまで約4時間があるので神田駅前の松屋で夕食を食べ、ネットカフェでシャワーを浴びたりしながら時間調整。3時間パックで1050円だった。ただ喫煙・禁煙が分かれていないところだったので煙草の臭いが気になった。もちろん3時間しかいないので何も言うつもりはありませんが。

21時30分頃出て、再び東京駅に戻り鍛冶橋駐車場へ。オリオンバスやJAMJAMエクスプレスなどツアー移行組のバス会社がここを拠点に全国各地へ向けて発車していきます。元々は文字通り駐車場で、最近になってやっと簡素な待合室とトイレができたものの利用者の数に対してキャパシティが不足しているのは否めません。平日でも待合室から溢れている客が多いのに、これが多客期ならそれこそ身動きできない状態になりそう。乗車までの流れとしてはバスが到着したら○番乗り場に(運行会社)~行きのバスが到着したという案内があり、それを待って乗車手続きを受けます。乗り場は直前にならないと確定しないので、放送や待合室内にある出発便案内のモニターを常にチェックしておかないと自分が乗るバスがどれなのかわからない状態になるのは確実です。

今回乗るオリオンバス1121便(盛岡経由八戸七戸十和田行き)は定員38名中36名乗車と平日にしてはかなりの乗車率です。自分は窓側で4列シートのため隣に人はいましたが、シートピッチに余裕があるため「さぬきエクスプレス名古屋号」より快適でした。
22時30分、東京駅を発車。DVDによる車内案内が終わったらすぐ消灯。休憩場所も行きと同じく羽生PA、安積PA、長者原SAの3ヶ所(盛岡から先は岩手山SAが加わる)。車内にトイレがないというのもありますが、深夜帯でもバスの外に出る人は少なくありません(自分もその一人)。やっぱり皆さん寝れないんだろうなぁ。なお盛岡駅到着直前まで乗務員による放送はなく、途中休憩時は予備灯が点灯してフロントガラス前に置かれている発車時刻案内のボードに記された時間までに戻ってくる形になります。

4時ちょっと前に宮城県北部の長者原SAで休憩。乗務員用の運行表を見たら10分ほど早い模様。盛岡ICで一旦東北道を出て、盛岡駅西口にはそのまま10分早い5時50分の到着。過酷な旅が、終わった。

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●おわりに
今回は実験的要素をたくさん組み込んだ旅行でした。
そういう部分で収穫があったのは事実ですが、高温多湿という気象条件に体力を奪われてきつかった、というのが正直なところです。

・夜行バス連泊は体が持たない。また、夜行バス乗車前と下車後はネットカフェなどで体を休める。
・移動は昼にできるなら昼にするに越したことはない。夜間の移動は最終手段。
・梅雨入り~秋の台風シーズン終了(大体6月中旬から9月中旬)は極力旅行を控える。天気が安定しない上、高温多湿で体力の消耗が激しい。想像以上に自分は暑さに弱いと実感。
・時刻表を持ってないと突発的な変更がしにくい。特に交通機関の本数が少ない地方の場合、代替案の組み立てにはスピードが求められる。今はスマホで時刻検索はできるが、スピードは紙の時刻表のほうが圧倒的に速い。それ以前に電子機器類はバッテリーがなくなればただの重り。
・十分な睡眠と食事は体力もだが判断力に影響する。判断力が落ちるとグダグダになる。また、致命的なミスが起こる頻度も高くなりやすい。
・精神的余裕がないときに旅行をしてはいけない。精神的余裕がないと何をするにしても嫌になってくる。

今回得た教訓はこんなところです(もちろんこれはいくつか抜き出したもので実際はもっとありますが)。

いつもなら旅行の最終盤に次の旅行の原案が思いつく。
しかし今回はいろんな要素を詰め込んだ結果ハードな日程になってしまったのでそこまでの余裕はないだろう、と思っていた。
それが帰りのオリオンバスに乗る前のネットカフェのPCでこんな記事を見る。

“宝塚記念Vマリアライト、秋はオールカマー→エリザベス女王杯→有馬のローテで”

オールカマーは前哨戦。暮れの有馬は行きたいけど人が多すぎて論外。となったらエリザベス女王杯しかない。
11月、京都、行くか。

(完)
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Author:ロック
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